ダイムラーのハンガリー研修施設が開所、新工場の人材を育成

独自動車大手ダイムラーは26日、ハンガリー中部のケチケメートにある拠点で研修施設「メルセデスベンツ・アカデミー」を開所した。同拠点で今年初めに着工した第2工場の人材を育成する。投資額は30億フォリント(約920万)で、そのうち6憶2,200万フォリントを政府の助成で賄った。

以前の報道によると、昨年のうちに職業学校生175人と大学生40人、今年9月からは職業学校生を中心に250人を受け入れて研修を開始している。

ダイムラーは第2工場建設に10憶ユーロを投じる。車体製造、塗装、組み立て施設とサプライヤーパークを整備し、2020年から前輪駆動車と後輪駆動車の生産を開始する。生産ラインはインダストリー4.0に対応したものとなる。2,500人以上の雇用創出を見込む。

ダイムラーは現在、ケチケメートの拠点で約4,000人を雇用している。(1HUF=0.39JPY)

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