トルコ自動車工業会(OSD)が12日発表した2018年10月期の自動車販売台数は2万2,315台となり、前年同期実績を76.4%下回った。前年同期比で販売が減少したのは7カ月連続。8月(53%)、9月(67.7%)より減少幅が大きく、景気が急激に冷え込んでいる様子がうかがわれる。乗用車販売台数は76.2%減の1万6,809台、小型商用車(LCV)は77.6%減の4,762台だった。
1-10月期の販売台数は50万2,156台で32.3%減少した。うち、乗用車は30.7%減の37万9,274台、LCVは38.5%減の10万5,753台だった。
1-10月期の自動車生産台数は129万8,282台となり、前年同期実績を5.9%下回った。乗用車は8.8%減の85万8,638台、LCVは1.2%減の36万1,454台だった。
自動車輸出高は269億,9,000万ドルとなり、前年同期より12.8%増加した。このうち、乗用車は6.2%増の103億3,000万ドルだった。