トヨタ自動車が来年1月からトルコで新「カローラ」のハイブリッド車(HV)を生産する。国内で来年1-3月期(第1四半期)に発売するほか、国外へ出荷する。現地紙『ヒュリエット』が18日に伝えた。
北西部サカリヤにある工場を訪れたヴァランク技術産業相は、「このクラス(Cセグメント)のHVがトルコで生産されるのは初めて」と歓迎した。トヨタ・トルコのボズクルト社長は、「新カローラを先頭に、自動車市場における熾烈な競争を戦っていく」と話し、カローラの戦略的重要性を強調した。
トヨタによると、カローラは1966年の発売以来の販売台数が4,600万台と世界最多を誇る。新カローラ・サルーンは12代目となり、1.8リッター・HVモデルと1.6リッター・ガソリンモデルの2種類が販売される。なお、トヨタ・トルコは2016年からHVタイプのSUV「C-HR」を生産している。