格安航空大手ライアンエアー、ウクライナに15億ドル投資へ

アイルランドの格安航空(LCC)大手ライアンエアーが今後3~5年でウクライナに15億ドルを投資する。運航機材を15機に増やし、旅客数を500万人に拡大したい意向だ。ただ、オブライエン最高商務責任者(CCO)によると、「欧州連合(EU)の保護主義的政策」がウクライナ増便の障害になっているという。

ライアンエアーはウクライナ増便に向けて同国内にも機材を駐機させる考えだ。来年夏にはキエフ便を増やす予定。また、同社はすでに、キエフ・ボルイスピリ空港におけるサービスセンター設置の検討に入っている。

ライアンエアーは現在、キエフとポーランド6都市、ドイツ、スペイン、リトアニア、スロバキア、英国、スウェーデンの各1都市との間で定期運航便を運営している。リヴィウ空港ではドイツ、ポーランドの各2都市と英国1都市に向けた6路線を運航している。

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