ウクライナ自動車大手ボグダン、電動トラックを発表

ウクライナ自動車大手ボグダン(Bogdan)は22日、同社初の電動トラック「ERCV27」を発表した。デンマークの電動大型トラックメーカー、バンケ・エレクトロモーティブから受注して開発したもので、デンマークでの型式認証を待ち、まずは15台を生産する。

同トラックはごみ収集に用いられる。バンケは年間約200台を供給しており、ボグダンとしてはさらなる受注を期待している。

ボグダンは新モデル発表に際し、「技術があるのにインフラ整備の遅れでウクライナ国内では電気自動車が普及しない」と遺憾の念を示した。これを受けてインフラ省は、「運輸の電動化を進める条件を整える重要性を認識している」との立場を表明。そのうえで、キエフ・ボリスピリ空港内での交通に電気バスを採用する計画に触れ、「国産バスが走ることを望む」とコメントした。

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