世界銀行は8日発表した最新の経済成長見通しで、南東欧10カ国のうち5カ国の成長予測を上方修正した。2カ国については据え置き、3カ国については下方修正した。
上方修正されたのはアルバニア、クロアチア、モンテネグロ、マケドニア、モルドバの5カ国。アルバニアは従来予測の3.5%から3.6%へ、クロアチアは2.7%から2.8%へ、モンテネグロは2.5%から2.8%へ、マケドニアは2.7%から2.9%へ、モルドバは3.7%から3.8%へ、それぞれ引き上げられた。
ボスニア・ヘルツェゴビナとセルビアについては、それぞれ3.4%と3.5%で据え置いた。
一方、ブルガリアは3.6%から3.1%へ、コソボは5.1%から4.5%へ、ルーマニアは4.5%から3.5%へ、下方修正された。