ウズベキスタンが東部アンディジャンに製薬業界を対象とした自由経済区(FEZ)を設置する。大統領令によると、主にインドからの投資を呼び込むことで先端技術を定着させ、地元製薬業界の振興につなげるのが狙い。
具体的には、◇インド製薬大手の投資を呼び込み、高付加価値の医薬品が製造できる設備を導入する◇植物由来の医薬原料加工、医薬品・包装材などの生産◇アンディジャン地方における薬草栽培◇医薬品国産化の推進◇同FEZにおけるエンジニアリング、通信、道路輸送、物流インフラ、社会基盤の整備――が実施項目として挙がっている。
最終的にはアンディジャン地方の資源や生産能力を統合的・効率的に活用することで、雇用機会を創出し、ウズベキスタン国民の所得を増やす目標だ。