メルセデスベンツの新型CLKクーペ、ハンガリー工場で生産開始

自動車大手の独ダイムラーは21日、ハンガリーのケチケメート工場でメルセデスベンツの新型CLAクーペの製造を開始した。初代CLAと同様、同工場が単独で生産を受け持つ。5月の発売を予定している。

新モデルはより若い購買層をターゲットとし、従来モデルよりもスポーツ性や、デザインや運転性に対する感覚のエモーショナル性が向上したという。

ケチケメート工場は2012年3月、メルセデスベンツの初の国外工場として開所した。17年はCLKクーペやCLAシューティングブレークなど19万台強を出荷。昨年5月からはAクラスも生産モデルに加わった。

同拠点では10億ユーロをかけ、15万台の生産能力を持つ第2工場の建設が進められている。来年末までに完工する予定だ。

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