マイクロソフトとボーダフォン、トルコ語のAIアシスタント開発へ

米IT大手マイクロソフトと英携帯電話サービス大手ボーダフォンがトルコ語に対応した人工知能(AI)アシスタントを開発する。両社のトルコ法人が15日に明らかにしたもので、マイクロソフトの自然言語解析技術「LUIS」を使い、ボーダフォンのAIアシスタント「TOBi」のトルコ語版を作成する。マイクロソフトにとり、製品出荷時にトルコ語を標準設定とする初のケースとなる。

ボーダフォン・トルコのムラート・カンス社長はトルコ語版TOBiの開発について、「第1段階では文書によるコミュニケーションが可能になり、次の段階ではスピーチを理解するようになる」と述べた。同社長によると、開発はトルコ人エンジニアによって進められる。

TOBiは英国の携帯通信業界初となるAIチャットボット(自動会話プログラム)。ボーダフォンはカスタマーセンターでTOBiを運用しており、顧客からの問い合わせの70%以上を解決しているという。

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