新生エア・アルバニア、イスタンブールに就航

アルバニア国営航空会社エア・アルバニアは3月末、同国の民間航空管理局から事業ライセンスを取得した。当局によると、初就航地はトルコのイスタンブールで、同社が唯一保有するエアバス「A319-132」を投入する。ローマ、ミラノ、ボローニャ、ロンドンなど欧州都市への就航を視野に入れ、2機目の導入を計画している。

エア・アルバニアは、2011年にアルバニア航空が安全体制の不備から事業許可を取り消されて以来、同国に本拠地を置く初の航空会社となる。トルコ航空大手ターキッシュ・エアラインズとの合弁会社で、出資シェアは同社が49%、国営航空管制サービス会社アルブコントロールと地元投資会社MDNインベストメントが合同で51%を保有する。

西欧都市をはじめ、スコピエ、プリシュティナ、ポドゴリツァ、サラエボ、ザグレブといったバルカン地方への就航も予定している。

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