独機械部品メーカーのリングスパンが、ボスニア・ヘルツェゴビナに電動アシスト自転車用部品工場を建設する。投資額は今後2年で総額200万ユーロ。部品は独ボッシュなどに供給する。
新工場の建設地は、北西部ウナ・サナ県ボサンスカ・クルパのピラナ工業団地。今年初めから生産スペースを借りて製造しているが、新工場が完成次第、移転する。市当局によると、リングスパンはすでに用地を29万兌換マルク(1万4,800万ユーロ)で取得した。
リングスパンによると、同社は1944年の設立。フライホイールなどの伝導系部品を主に手がける。本国ドイツのほか、中国、米国、インド、南アフリカなど13カ国に子会社があり、450人を雇用する。ロールスロイス、BMW、シーメンス、テトラパックなどと取引がある。(1BAM=63.58JPY)