中国照明具メーカー、ルーマニアで工場開所

中国の照明器具メーカーであるライティング(Liting)・ユニバーサルが16日、ルーマニア東部のブライラで新工場を開所した。欧州生産の幕を切るもので、今後5年で欧州生産センター・欧州事業統括拠点に育てる。初期投資は1,700万ユーロ。政府から130万ユーロの助成を受けた。2024年までに800人の雇用創出を見込む。

ライティング・ユニバーサルは昨年設立した現地子会社グローリアス・ライティングを通じ、今後5年で1,500万ユーロを追加投資する。当初200人、5年後には800人を雇用する計画だ。工場ではLED技術を採用した照明器具を手がけ、イケアなどに供給する。

工場は2009年に閉鎖されたショッピングモールの跡地だ。市当局は投資誘致に当たり、公共交通機関の復旧を含めたインフラ整備を実施した。

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