セルビアの製薬会社アベラファーム(AbelaPharm)は4日、米同業アルボーゲン(Alvogen)が同国北部のバリツェに持つ工場を取得したと発表した。取引額は明らかにしていない。同工場の医薬品生産能力は年産2,000万個。
アルボーゲンは2011年にバリツェ工場を開設した。アベラファームは同工場の取得後に設備を刷新する予定。
アベラファームは今年に入り独後発医薬品大手シュターダがセルビア北部のボノブチに持つ工場を取得した。アベラファームは2021年に国内で生産した製品の70%を輸出することを計画している。