ガスプロムとセルビア経済省が、セルビアで熱電併給ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所を建設するエンジニアリング会社を合弁で設立する方針だ。両者は7日、基本合意書を交わし、交渉を正式に開始した。詳細は今後詰める。
ガスプロムと経済省は今年3月、熱電併給施設(CHP)の共同開発で基本合意した。ガスプロムの100%子会社ガスプロム・エネルゴホールディングは同国の最大4カ所にCHPを設置する意向と伝えられている。
なお、ガスプロム・エネルゴホールディングは現在、やはりガスプロムの子会社であるナフトナ・インドゥストゥリヤ・セルビア(NIS)と提携し、ベオグラードに近いパンチェヴォで出力200メガワットのGTCC発電所を建設するプロジェクトを実施している。