トルコ自動車生産台数、1—5月期に12.1%減

トルコ自動車工業会(OSD)が発表した2019年1-5月期の国内自動車生産台数は62万5,946台となり、前年同期から12.1%減少した。うち乗用車は11.2%減の41万8,626台だった。

自動車販売台数は景気悪化を反映して50%減の15万6,990台に後退。乗用車も48.7%減の12万354台と不振だった。

自動車全体の輸出台数は53万7,889台、うち乗用車は53万7,889台で、それぞれ7%、9.3%の減少にとどまった。国内販売の不振を輸出が部分的に補っている様子がうかがえる。

輸出高は、自動車全体で5.6%減の133億7,260万ドル、乗用車では12.5%減の48億9,190万ドルに縮小した。

同国の2018年通期自動車生産台数は前年比8.8%減の155万台、うち乗用車は10.5%減の103万台だった。自動車販売台数は35%減の61万1,541台に後退した。自動車輸出高は10.8%増の322億ドル。うち乗用車は5.3%増の124億ドルだった。

なお、トルコ自動車販売協会(ODD)は今月に入って、2019年通期の販売台数予測を従来の45万台から35万~40万台へ下方修正している。

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