人工知能(AI)と地理情報システム(GIS)を利用した農業支援システムを開発している。人工衛星からの画像をAIで分析し、播種地域の監視、農場運営の予測と計画、生産性の向上、作物の生育予想、資源の節約などに役立てることで、中・大規模農場での作業の最適化を実現する。
同システムのAIは衛星画像をもとに作物の種類を自動で見分け、肥料の計算や収量予測、病害虫の出現予測などを行う。また、農地に専用の気象センサーを設置することで天気予報と連動した分析と予想が可能になる。情報は3日~5日ごとに更新される。
コアとなる技術はAIのほか、ディープラーニング、コンピュータビジョン(機械による画像や動画の認識技術)、モノのインターネット(IoT)、機械学習アルゴリズムなど。衛星画像には欧州連合(EU)と欧州宇宙機関(ESA)による地球観測プログラム「コペルニクス」の地球観測衛星「センチネル1」の画像データを活用している。
同社は2017年の設立で、同年11月にはベラルーシのベンチャーファンドBulba
Venturesなどから50万米ドルの投資を受けた。スタッフ数は24人。すでに欧州の42カ国および米国で利用実績があり、今年から来年にかけて世界展開を加速させる計画だ
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