チェコの商用車・特殊車両メーカー、タトラ・トラックスは先ごろ、今年通年のトラック生産台数が1,100台に達する見通しであることを明らかにした。上半期の生産台数は485台、販売台数は530台だった。昨年の生産台数は790台だった。
同社はチェコ東部のコプリブニツェに工場を持つ。カラセク社長によると、昨年末に生産台数は落ち込んだものの現在は日産6台まで回復した。
同社は2017年に計1,481台を生産し、そのうち80%を輸出した。同年の純利益は5億5,600万コルナ(2,180万ユーロ)で、前年を3,420万コルナ上回った。
タトラはチェコ軍需品大手チェコスロバクグループの傘下。1,000人を雇用するほか、金属加工子会社のタトラメタルルギーが600人を雇用している。(1CZK=4.78JPY)