PGNiG:ポーランド石油大手、ノルウェー北海油ガス田の権益20%取得

ポーランド石油・ガス大手の国営PGNiGは12日、ノルウェー領海ドゥーヴァ油ガス田の権益20%を同国のウェルズリーペトロリアムから買収したと発表した。取引金額は明らかにされていない。同油ガス田は来年末から再来年の初めに生産を開始する見通しだ。

ドゥーヴァ油ガス田は2016年に発見された。ベルゲンの北、約140キロメートルのノルウェー領北海に位置し、離岸距離は約35キロメートル、水深は360メートル。ノルウェー石油管理局によると、埋蔵量は8,800万石油換算バレル(うち、天然ガス約84億立方メートル)に上る。

ドゥーヴァ油ガス田プロジェクトは先月、開発計画がノルウェー政府の承認を得た。オペレーターは英ネプチューンエナジー(出資比率:30%)で、ほかに、出光興産(30%)、ノルウェーのパンディオンエナジー(20%)が参加している。

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