トルコ統計局(TUIK)が15日発表した5月の失業率は12.8%となり、前月の13%から0.2ポイント改善した。失業率の低下は3カ月連続。前年同月比では3.1ポイント上昇した。
労働参加率(LFPR)は52.9%で、前年同月比で0.4ポイント低下した。性別でみると、男性は0.9ポイント減の71.7%、女性は34.4%で増減なしだった。
就業者数は2,826万9,000人で、前年同月を86万9,000人下回った。業種別の内訳は農業が18.3%、鉱工業が19.6%、建設業が5.5%、サービス業が56.6%だった。
失業率は昨年、1月の10.8%から4月には9.6%まで改善したものの、その後は上昇へと転じ、今年2月に14.7%まで悪化していた。上げ幅の合計は5.1ポイントに上った。