トヨタの新「RAV4」、サンクトペテルブルク工場で生産開始

トヨタ自動車は6日、ロシアのサンクトペテルブルク工場で小型SUV「RAV4」の5代目モデルの生産を開始した。同国での人気を受けたもので、設備の刷新などに48億ルーブル(6,800万ユーロ)を追加投資した。同工場ではRAV4と並行して中型車「カムリ」を生産している。

トヨタは2002年にRAV4をロシア市場で発売。同国での販売好調を受けて、2013年にサンクトペテルブルク工場での現地生産を決定した。

同社はサンクトペテルブルク工場を2007年に開設した。現在の生産能力は10万台。投資残高は300億ルーブル(4億2,600万ユーロ)に上る。(1RUB=1.71JPY)

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