ルフトハンザシステムズ、ハンガリーに新拠点

独航空大手ルフトハンザ傘下のソフトウェア開発企業ルフトハンザシステムズが、ハンガリー南部のセゲドに拠点を設ける。研究開発提携を開始したセゲド大学の近くに拠点を置くことで、有能な人材を集め、ノウハウを蓄積する狙いがある。従業員数は当初10~15人で、年15~20人ずつ増員する計画だ。

ルフトハンザシステムズはセゲドを選んだ理由として、地の利のほか、セゲド大学で行われているIT研修の質の高さを挙げた。同社は先ごろ、同大学IT学部と研究開発提携を開始したばかりだ。

ルフトハンザシステムズは約25年前にハンガリーへ進出。ブダペスト拠点ではIT技術者を450人雇用している。エアライン向け機内・地上用ソフトのほか、航空管制用ソフトの開発・試験・運用を手がける。搭乗券の発券作業に必要なデジタルソリューションも提供する。300社を超える航空会社と取引がある。

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