デンマークの断熱材メーカー、ロックウール・グループ(コペンハーゲン)は12月3日、ルーマニア南部のプロイシェチ近郊でミネラルウール断熱材の工場を開設したと発表した。投資額は5,000万ユーロ。敷地面積は30ヘクタール、年産能力は4万5,000トンで、同種の工場としては国内最大となる。約170人を直接雇用するほか、300人をサービスと物流で間接雇用する。
生産するミネラルウール断熱材は玄武岩を原料とし、防火や防音、断熱などの幅広い用途を持つほか省エネ効果にも優れる。
新工場では原材料に加え、物流サービスや人材の大半を現地でまかなうことから、地域の発展への貢献が期待される。