露国鉄貨物子会社、シベリア鉄道経由の日本向け貨物輸送に成功

ロシア国鉄(RZD)の貨物輸送子会社RZhDロギスティカはこのほど、シベリア鉄道を経由した国際貨物輸送ルート「シベリアランドブリッジ」(SLB)を利用したドイツのハンブルクから横浜までのコンテナ一貫輸送が成功したことを明らかにした。扱ったのは日本通運のコンテナで、海上輸送を合わせた所要日数は22日だった。

同コンテナはハンブルクからポーランド、ベラルーシを経てロシアのウラジオストクまでは鉄路で、ウラジオストクから横浜までは船舶により輸送された。輸送中にはセンサーによる貨物の追跡監視が行われた。

SLBを活用したコンテナ輸送はすでに今年5月、日本から欧州向けの輸送が開始されている。

RZhDはロシアの海運会社FESCOと協力して同サービス事業を行っている。

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