ロシアの化学企業オカポル(Okapol)が20日、ニージニーノブゴロド地方のジェルジンスクで樹脂コンパウンド工場を開所した。投資額は3億4,000万ルーブル(500万ユーロ)で、特殊コンパウンドを年5,000トン生産する。
同社の特殊コンパウンドは石油・天然ガス産業、機械・設備製造業向けの設備や、医療機器の製造に用いられる。オカポルは中期的に新工場の製造能力を強化する予定で、最終的に150人の雇用創出を見込む。
なお、オカポルは開所にあたり、化学大手シブールと新素材開発及びプラスチック再利用での提携で合意した。(1RUB=1.77JPY)