トルコの1月鉱工業生産7.9%増、上げ幅は縮小

トルコ統計局(TUIK)が13日発表した1月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で7.9%増加し、5カ月連続のプラスとなったものの、上げ幅は前月の9%から1.1ポイント縮小した。製造が前月の9.1%増から8.2%増へ後退したほか、鉱山・採石は前月から1.3ポイント減の8.5%増にとどまった。電力・ガス・スチーム・空調は3.8%増加した。

財別でみると、中間財の増加幅が最も大きく10.4%に達した。これに非耐久消費財(8.4%増)、エネルギー(5.7%増)と続いた。耐久消費財と資本財はどちらも3.5%増加した。

同国の鉱工業生産高は2019年9月に3.5%増加し、18年8月(1%増)以来13カ月ぶりのプラスに転じた。

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