クロアチアの自動車部品メーカーADプラスチックがロシアから総額6,000万ユーロを超える大型受注を獲得した。ルノー日産三菱アライアンス傘下のアフトワズと、日産の新モデル向けに部品を生産する。
アフトワズからは新型「ラーダ・ニヴァ」向け部品を5,770万ユーロ受注した。契約期間は10年間。トリヤッチ郊外のヴィンタイ工場でフロントスカート、リアスカート、インナーフェンダー、緩衝器、フェンダープロテクター、ボディーサイドトリムなどを生産し、アフトワズに納入する。新型「ニヴァ」は2023年に量産が始まる。
日産からは、2022年末に生産開始予定の「キャシュカイ」向けとなるフロントフェンダープロテクターを300万ユーロ分受注した。納入期間は6年。カルーガ工場で同部品を生産する計画だ。