トルコの建設・エネルギー会社エンカ(Enka)はこのほど、ロシアの石油・ガス企業タトエネルゴとの間で、タタールスタン共和国のザインスク発電所にガスタービン・コンバインドサイクル発電所(CCGT)を設置する事業のターンキー契約を結んだ。建設費は256億ルーブル(3億1,490万ユーロ)。完成後の設備容量は858メガワットで、2023年11月の稼働開始を予定する。
エンカによると、同施設に設置されるガスタービンは米ゼネラルエレクトリック(GE)製で、64.7%のエネルギー効率によりガス消費量と排出量を削減できる。
ザインスク発電所は1963年に設置された。総発電容量は2,200メガワット。(1RUB=1.50JPY)