エストニアのアイヴィ(EyeVi)・テクノロジーズが、道路標示や路面の傷みを自動検出するマッピング技術「アイヴィ」を開発した。すでに国内のほか、ギリシャ、ルワンダ、カリブ諸国でも道路検査を実施しているという。今後は他のバルト諸国にも進出する方針だ。
アントンCEO(最高経営責任者)によると、システムは車体に取り付けたパノラマカメラと3D測距センサー(LiDARスキャナ)、人工知能(AI)から成る。これにより、正確な3次元画像が得られる。道路補修計画の策定に役立てるだけでなく、自動運転の安全性向上にも貢献できるとみている。
アイヴィは、開発・試験段階で支援を受けた国有企業テ―デ・テフノケスクス(Teede Tehnokeskus)と提携契約を結んだ。アイヴィが開発業務を、テフノケスクスが測定サービスを受け持つ。