貨物航空大手のカーゴルックスは18日、ハブ空港のルクセンブルクと中国・深センを結ぶ定期便を就航させた。深セン行きではバンコクを、ルクセンブルク行きではバンコクとブダペストを経由する。
ブダペスト空港運営会社のシュニッツラーCEO(最高経営責任者)は、今回の定期便就航で「中国南部から中東欧に届く商品の中継地としての役割を担うことになった」と歓迎した。航空貨物を長期的な安定成長の柱と位置付けていることに触れ、両地域間の交易を追い風としたい意向を示した。
ブダペスト空港では1,000億フォリント(2億7,700万ユーロ)を投資した新貨物ターミナル(面積3万2,600平方メートル)が1月に完工。貨物取扱能力が15万トンから25万トンに拡大した。同空港の昨年の取扱量は前年比7.25%増の13万5,500トンだった。(1HUF=0.34JPY)