独クノール・ブレムゼ、ブダペスト工科経済大と提携

独ブレーキ大手クノール・ブレムゼのハンガリー子会社が、ブダペスト工科経済大学(BEM)電気・情報工学部と5年の提携協定を結んだ。共同研究・奨学金プログラムに2,500万フォリント(約700万ユーロ)を支出する内容で、同大学の研究者・学生に同社の研究開発プロジェクトに参加する機会を提供するとともに、将来的に有能な人材を確保する狙い。

今回の提携は「未来の車両制御」がテーマだ。安全性を保証する組込みシステムや、高度な鉄道運転アシストシステムの開発が柱となる。

クノール・ブレムゼは2011年以来、BEMと提携関係にある。現在も、社内の業務プロセス統合、「スマート化」を実現するプラットフォームの開発など、複数の共同プロジェクトを進めている。(1HUF=0.35JPY)

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