トルコの国産EV、使用済みバッテリーを蓄電施設に再利用

トルコ自動車合弁会社(TOGG)のカラカシュ最高経営責任者(CEO)は5日、2022年に製造を開始する国産電動車(EV)の使用済みバッテリーを蓄電施設に再利用する方針を明らかにした。合弁提携する中国の※能科技(ファラシス)からノウハウを吸収し、他のリサイクル・リユースの可能性も探っていく方針だ。

カラカシュCEOによると、バッテリーの寿命は8年。再利用しやすいモジュール構造を採用するという。ファラシスとは先ごろ締結した合弁契約で、トルコおよび周辺諸国向けに蓄電ソリューションを開発することで合意している。

TOGGによると、国産EVは1回の充電で300~500キロメートルを走れる。30分で80%の急速充電が可能だ。(※は浮のつくり)

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