ハンガリーが中国、ロシア、イスラエルから新型コロナワクチンを調達する可能性を探っている。シーヤールト外務貿易相は
ロシアと中国でワクチンが第3相試験の段階に入っていることをあげ、「数週間あるいは数カ月以内に購入が開始できそうだ」と自信を示した。オルバン首相は、12月終わりか1月初めに輸入を開始し、4月には大量に購入できるとみている。
ハンガリーでは新型コロナの感染が急速に広まっている。10月末の感染者数の累計は2.9倍に、現感染者数は2.8倍に、入院者数は5倍、死亡者数は2.5倍に膨らんだ。政府は今月4日に改めて緊急事態を宣言。5日から、0~5時の外出禁止令が発効した。