ブルガリアのチャイカファーマ、新工場建設に向け1400万ユーロを調達

ブルガリアの製薬会社チャイカファーマ(Tchaikapharma)はこのほど、首都ソフィア近郊の第3工場の建設工事に関連し、現地銀行から1,400万ユーロの借り入れを行う計画であることを明らかにした。2月22日に開催される株主総会で承認を得る予定。

ユナイテッド・ブルガリア銀行(UBB)から調達金利2%~3%で借り入れる。借入期間は8年間で、3年の支払い猶予期間が設定される。

新工場の建設予定地はソフィア近郊のカジチェネで、地場系医薬品卸コマーシャル・リーグ・グローバル・ファーマ・センターから約6万平方メートルの敷地を買い取る。2022年に完成の予定。新工場の稼働により錠剤の年産能力を現行の4億5,000万錠から9億5,000万錠へ強化し、26年までに稼働率を93%まで引き上げる。

チャイカファーマは国内のプロブディフとヴァルナに工場を持ち、約160種類の製品を生産している。現行の生産能力は1~2年内に限界に達する見通しのため、新工場の設置を決めた。

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