ロシア直接投資基金(RDIF)がスイスのバイオ医薬品企業アディエンネ(Adienne)・ファーマ&バイオテックと提携し、イタリアで新型コロナワクチン「スプートニクV」を生産する。現在、イタリア政府と交渉しており、順調に進めば6月にも製造を開始できるという。
キリル・ドミトリエフ総裁が伊テレビ局「ライ・トゥレ(Rai 3)」に明らかにしたところによると、RDIFはイタリアを含めた10カ国で20件の合弁生産プロジェクトを立ち上げる方針で、ドイツ、フランスとも協力に向けて交渉を進めている。今月中に詳細を発表する予定だ。