●データセンティクスはAI・MLソリューションを得意とする
●アトスによる企業買収は今年に入って8回目
ITコンサルティング大手の仏アトスは20日、人工知能(AI)・機械学習(ML)ソリューションを得意とするチェコのデータセンティクス(DataSentics)を買収したと発表した。関連分野における能力強化でサービス向上を狙う。取引金額は明らかにされていない。年内に手続きが完了する予定だ。アトスによる企業買収は今年に入って8回目。
データセンティクスは2016年にプラハで創業した。中欧・西欧の金融サービス、小売、メディア企業などにソリューションを提供する。取引先には独アリアンツ、伊ジェネラリ、米マイクロソフト、スイスのネスレ、オーストリアのレッドブル、ウィーン保険グループ(VIG)などが名を連ねる。