●同社は奨学金を得て大学へ進学したい学生に支援を提供
●奨学金制度のある全世界の就学機会30万件以上をリストアップ
ロシア系のエドテック・スタートアップであるスタディフリー(StudyFree)がシード・ラウンドで300万ドルを調達した。これを軍資金に国外事業を強化する。
スタディフリーは奨学金を得ながら大学へ進学したい学生を対象に支援サービスを提供する。ダシャ・クロシュキナ氏が、留学に苦労した経験を基に、2019年に創業した。米カリフォルニア州に本拠を置く。奨学金制度のある全世界の就学機会30万件以上をリストアップし、米国、中国、欧州などの有名大学へ学生を送り込む。100カ国以上から7万人の登録を得ており、「成功率は98%」という。
今回のシード投資には、ロシアと関係の深いI2BFグローバルベンチャーズ(米国)およびTMTインベストメンツ(英ジャージー島)のファンド2社と、テックスターズおよびアンドレイ・ドロニチェフ(グーグルの元プロダクト・マネジャー)、ミキータ・ミカド(パンダドックの創業者)の両氏が参加した。