●新拠点は南東欧諸国の事業を統括
●同部門はモバイル端末への広告掲載サービスを提供
中国通信設備大手の華為技術(ファーウェイ)は15日、東欧における地域拠点をルーマニアに開設したと発表した。首都ブカレストの新拠点は広告掲載システムに関するもので、同国のほかブルガリア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、モルドバにおける事業の統括を行う予定。200人を雇用する。
同拠点を設置したファーウェイ・アド・サービスはリアルタイム入札(RTB)システムを利用し、華為のモバイル端末にウェブサイトやアプリの広告掲載を行うサービスを提供している。同社の広告関連サービスには、広告枠の入札を自動化したプログラマティック広告、アプリのダウンロードサイトであるAppGallery、自社の製品を検索するユーザーに広告を表示するサーチネットワークなどがある。