●半導体不足と、ウクライナからの部品調達の停滞が理由
●同工場ではVWのほかアウディ、ポルシェのSUVなどを生産
独フォルクスワーゲン(VW)が4日、スロバキアのブラチスラバ工場の操業を停止した。世界的な半導体不足に加え、ウクライナからの部品調達が滞っているのが理由。8日の金曜日まで休む予定だ。ブラチスラバ工場では、SUVのVW「トゥアレグ」、ポルシェ「カイエン」、アウディ「Q7」、「Q8」のほか、小型車のVW「アップ」、セアト「ミー」、シュコダ「シティゴ」を手がけている。
VWは先月末にも同工場での生産を2日間停止したばかり。BMWやメルセデス・ベンツなど他のドイツ自転車大手も、ワイヤーハーネスなど、ウクライナからの部品供給が中断し、減産を余儀なくされている。