●両国は同じ技術を用いる原子力発電所を導入する予定
●原子力エネルギーの専門家の教育と訓練を行うことで合意
ハンガリーとバングラデシュの両政府は7日、民生用原子力に関する協力協定を締結したと発表した。両国は原子力産業の人員育成で協力していく予定。
協定の締結に先立ち、ハンガリーのシーヤールト外務貿易相と、同国を訪問したバングラデシュのモメン外相が会談を行い、原子力分野を含む経済協力について議論がなされた。両国が同じ技術を用いる原子力発電所を導入する予定であることを踏まえ、両相は原子力エネルギーの専門家の教育と訓練を協力して行うことで合意した。会談ではその他に投資及び貿易、健康、気候変動対策、上下水道管理などの分野での協力を進めていくことを確認した。
両外相はまた、ハンガリーのオルバン首相のバングラデシュ訪問を年内に実現するために作業を進めることで一致した。