●電気機械式のステアリングシステムを開発する
●同部門は今後3年間で数百人単位のエンジニアを採用する予定
独複合企業ティッセンクルップの自動車事業部門、ティッセンクルップ・オートモーティブ・テクノロジーはハンガリー中部のセゲドにエンジニアリング開発拠点を開所した。英字誌『ブダペスト・ビジネスジャーナル』が28日に報じたもので、電気機械式のステアリングシステムを開発する。投資額は18億フォリント(440万ユーロ)。うち4億6,000万フォリントを政府の助成で賄った。
新拠点はブダペストと西部のヴェスプレームにあるエンジニアリング拠点と連携する。既存の2拠点に勤務するエンジニアの人数は1,200人。同部門は今後3年間で数百人単位のエンジニアを採用する予定だ。
同部門はハンガリー全体で約2,700人を雇用している。上記のエンジニアリング拠点のほか、デブレツェン、ヤースフェーニサル、ジュールに工場を持つ。2021年度の売上高は2,250億フォリント(5億4,900万ユーロ)だった。(1HUF=0.35JPY)