イスラエルの不動産大手、ルーマニアにハイテク物流センター開設

●宅配、ネット通販、小売などの事業者の入居を想定

●敷地面積16万平方メートルのうち、倉庫面積は8万平方メートル

イスラエルの不動産開発会社ビラールグループはこのほど、ルーマニアにハイテク物流センターを開設する計画を明らかにした。総投資額は5,000万ユーロ。立地はブカレスト近郊のドラゴミレシュティ・バレで、敷地面積は16万平方メートル。来年初頭には広さ1万平方メートルの物流施設が開設される予定だ。

自動車専用道沿いにある新拠点はブカレストの環状道路に近接しており、都心やオトペニ空港への接続が良い。同社は16万平方メートルのうち8万平方メートルに倉庫を建設する予定で、宅配事業者やオンライン販売事業者、小売事業者などの入居を想定している。施設には電動車向けの給電設備を設置する他、太陽光発電パネルも導入する。

ビラールグループはブカレスト近郊のポペシュティ・レオルデニに持つ1万6,000平方メートルの物流施設をさらに1万5,000平方メートル拡張することも予定している。

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