デレーズがブルガリア撤退 中核事業に集中

ベルギーの小売大手デレーズは2月26日、ブルガリア事業をAPマートに売却したと発表した。中核事業に経営資源を集約する戦略の一環としている。売却額などの詳細は明らかにしていない。

デレーズは2011年にセルビアに拠点を置くデルタ・マキシグループを買収する形で、ブルガリア事業を開始。「ピカデリー」ブランドでソフィア、ヴァルナ、プロヴディフに43店舗を展開していた。

同社はすでにアルバニアとモンテネグロの事業も売却している。今回の取引は2014年第2四半期に完了する見通し。

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