東欧経済ニュース速報

ロシア小売業界で買収発表相次ぐ

ロシア小売業界における企業買収の発表が相次いでいる。18日に業界2位のマグニ トが同3位のディクシーを買収することが明らかになったのに続き、19日にはハイ パーマーケット大手のレンタが独レーベ子会社ビラのロシア事業取得を […]

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ブルガリアでスパコン設置、7月稼働へ

仏ITコンサルティング大手のアトスは11日、ブルガリアのソフィア・テックパーク でスーパーコンピューターの設置作業を完了したと発表した。システム試験を経 て、7月にも稼働する見通しだ。 今回のスパコン設置は「欧州高性能コ

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V4+日本外相会議、提携強化で一致

英国におけるG7外相会合に伴い欧州訪問中の茂木敏光外相が7日、チェコ、ハンガ リー、ポーランド、スロバキアの中欧4カ国(V4)の外相とワルシャワで会談し た。日本と欧州連合(EU)との関係から派生する日本とV4の提携のあ

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トヨタ・ポーランド、「ヤリス」HV向けトランスミッションの生産開始

同工場では今秋、さらに2つの生産ラインが稼働する予定だ。

ヴァウブジフ工場では今秋、第2、第3生産ラインの稼働に加え、欧州で初めてジェネレーター「MG1」の生産が開始される。

一方、イェルチ・ラスコヴィツェ工場では来年からHV用エンジンの第2生産ラインが稼働。

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国際協力銀など、トルコ政府系銀行に1.7億ドル融資枠

国際協力銀行(JBIC)は29日、民間邦銀と協調融資する形で、トルコの政府系金融機関であるトルコ開発投資銀行(TKYB)に総額1億7,000万米ドルの融資枠を設定したと発表した。

また、民間銀行の融資分に対して保証を提供する。

JBICではこのようなトルコの取り組みを後押しするとともに、日本の環境技術を同国に普及させる機会として今回の融資をとらえている。

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中国のバイオ企業、ロシアの新型コロナワクチン生産へ

ロシア直接投資基金(RDIF)は29日、中国のバイオ企業である深セン源興基因技術公司(Shenzhen Yuanxing Gene-tech)と新型コロナワクチン「スプートニクV」の現地生産で契約を結んだと発表した。

5月にも商業生産に移行し、最低6,000万回分(3,000万人分)の出荷を予定する。

スプートニクVは英字医学誌『ランセット』が先月、最終段階の第3相試験で91.6%の感染予防効果が確認されたという結果を発表したことで信用性が高まった。

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セルビアがロシアのワクチンを生産、RDIFと契約締結

ロシアが開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」をセルビアが国内で生産する。

トアラックは5月にワクチン生産を開始する。

セルビアは中国医薬集団(シノファーム)の新型コロナワクチンについても、アラブ首長国連邦(UAE)と協力して工場を設置し、10月から国内生産を開始する予定だ。

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クロアチアEVメーカーのリマック、英国にR&D拠点開設

クロアチアの電動車(EV)メーカー、リマック・オートモビーリは23日、英国に研究開発(R&D)センターを新設すると発表した。

マテ・リマック社長は今回の決定について、「英国にはEVなど将来のモビリティー技術の実現に取り組む世界トップ級の開発者がいる」ことに触れ、「自動車生産国としての長い歴史と経験を誇る英国でチームを組織することにした」と話した。

アストン・マーチン、ジャガー・ランドローバー(JLR)など英国ブランドの多くに部品を供給している。

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ロシアと中国、国際決済における欧米依存軽減で協力

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は23日、訪問先の中国・桂林で王毅外相と会談し、国際決済における欧米依存の軽減に引き続き協力して取り組んでいく方針で一致した。

自国への制裁強化で国際的な銀行間決済ネットワーク「SWIFT」からロシアの銀行が排除される事態を想定に入れている。

欧米は先ごろ、毒殺未遂に遭った反政府活動家のナワリヌイ氏拘束を受けて、ロシアに対する追加制裁も実施しており、中国とロシアが今回、対欧米で一致する姿勢を示すことにつながった。

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ハンガリー、中国・康希諾生物のコロナワクチンを承認

中国・康希諾生物(カンシノ・バイオロジック)は22日、独自開発の新型コロナワクチン「コンヴィデシア(Convidecia)」がハンガリーで緊急使用許可を受けたと発表した。

ハンガリーが中国企業の開発したワクチンの使用を認めるのは中国医薬集団(シノファーム)に続いて2例目。

ハンガリーは欧州連合(EU)加盟国で初めて、ロシアと中国からワクチンを調達した。

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トルコ通貨危機の再燃に懸念、中銀総裁解任で

エルドアン大統領は20日、中央銀行のナジ・アーバル総裁を解任した。

通貨リラ安・高インフレに利上げで対応するアーバル氏の「正統派」金融政策で、中銀に対する市場の信頼が回復しつつあったところの解任劇となった。

ガヴジュオール新総裁は国内金融業界では名の知れた銀行家で、政府寄りの新聞『イェニ・シャファク』に中銀の利上げ策を批判するコラムを寄稿していた。

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トルコ中銀が追加利上げ、政策金利19%に

通貨安を受けて輸入品価格が高騰し、インフレが高進していることから、大幅な追加利上げに踏み切った。

インフレ見通しの改善に向け、強力な追加引き締め策を「前倒しで実施することを決めた」と説明した。

同総裁は先月にロイター通信とのインタビューで、高インフレにさらに上昇圧力がかかっているとし、利下げは「今年のかなり先になるまで」検討しない方針を明らかにしている。

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フォード・オトサン、商用車・EVバッテリー生産に20億ユーロ投資

トルコ最大の複合企業コチ・ホールディングと米フォードの合弁自動車メーカーであるフォード・オトサンは16日、コジャエリ県のゴルジュク工場に20億ユーロを投資すると発表した。

これにより、オトサンの自動車生産能力は現行の年44万台から65万台に拡大する。

新工場の年産能力は21万台を予定している。

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ウルトラキャパシタのスケルトン、独政府などから5,100万ユーロ調達

エストニア発のウルトラキャパシタ(電気二重層キャパシタ)メーカー、スケルトン・テクノロジーが、ドイツの連邦経済エネルギー省及びザクセン州から5,100万ユーロを調達した。

ターヴィ・マディベルク最高経営責任者(CEO)によると、独自開発の湾曲グラフェン(curved graphene)と「インダストリー4.0」(産業IoT)の組み合わせで、製造コストを9割近く圧縮する目標だ。

スケルトンは昨年11月のシリーズD投資ラウンドでも、蘭アディエン・アルミニ、欧州投資銀行(EIB)などから4,130万ユーロを調達したばかり。

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ルーマニアのアルミ大手が自動押出ライン導入、投資額1000万ユーロ

ルーマニアのアルミ製造大手アルロは10日、押出加工子会社のヴィメトコ・エクストルージョンが自動押出ラインを導入すると発表した。

イタリアのアルミ押出成形機メーカー、プレセッツィ・エクストルージョンが機器を提供・設置する。

年産能力は電解アルミが26万5,000トン、2次アルミが3万5,000トン、1次アルミが33万5,000トン。

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ノルウェー、露THMへの船舶エンジンメーカー売却を差し止め

ノルウェー法務省は9日、英ロールスロイスがロシアの鉄道車両最大手トランスマシュ・ホールディング(TMH)に船舶エンジンメーカー、ベルゲン・エンジンを売却する取引を一時差し止めると発表した。

RRSは先月初め、同社を約1億5,000万ユーロでTMHへ売却すると発表していた。

しかし、ロシア国鉄がTMHの主要顧客であることから、ノルウェー政府はロシア政府がTMHに大きな影響力を及ぼしかねないと懸念しているもようだ。

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ロシアと中国、月探査基地整備で提携

ロシアと中国が共同で月探査基地を整備する。

米国の主導する月周回有人ステーション計画に対抗する形で、宇宙開発分野における威信回復を目指すロシアと、新興勢力として技術力のさらなる強化を目指す中国の思惑が一致した。

米航空宇宙局(NASA)は欧州宇宙機関(ESA)などと提携し、月周回軌道に有人ステーション「アルテミス・ゲートウェイ」を設置する計画に取り組んでいる。

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トルコが解雇禁止措置を延長、5月17日まで

トルコのエルドアン大統領は9日、解雇禁止措置を5月17日まで2カ月延長すると発表した。

7月に議会で成立した法律により、今年6月末まではエルドアン大統領が両措置を延長する権限を握る。

ゼフラ・ズムリュット・セルチュク家族・労働・社会政策相は大統領の判断について、「金銭的支援・解雇制限を2カ月延長し、(社会生活の)正常化を後押しする」とコメントした。

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ブルガリアのIoT企業アルテルコ、中国で合弁設立

ブルガリアのIoT(モノのインターネット)製品大手アルテルコ(Allterco)は5日、中国で合弁会社を設立する計画を発表した。

合弁の相手企業は子会社アルテルコ・ロボティクスの「長年の提携先」だとしている。

アルテルコ・ロボティクスが製造拠点を構える深?に新会社を設立する。

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ポーランドのバイオ企業マビオン、米ノババックスのワクチン生産へ

ポーランドのバイオテック企業マビオン(Mabion)は3日、新型コロナワクチンの生産ライセンス取得で、米ノババックスと枠組み契約を締結したと発表した。

マビオンはノババックスのサプライチェーンの一員として、ポーランド向けはもとより、他国向けにもワクチンを生産することになる。

PFRは必要に応じてマビオンへ追加投資する方針だ。

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スロバキア、ロシアの「スプートニクV」ワクチンを調達

スロバキアのイゴル・マトヴィッチ首相は1日、ロシアから新型コロナワクチン「スプートニクV」を200万回分調達することを明らかにした。

連立パートナーの反対を受けて秘密裏に準備を進めていたもので、初回調達分の到着を待って発表した。

発注した200万回分のうち、1日の初回供給は20万回分で、さらに40万回分が近日中に到着する見通しだ。

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ロシア、小麦輸出税を引き上げ

ロシア政府は1日から、小麦輸出税を従来のトン当たり25ユーロから50ユーロへ引き上げた。

ロシア政府は2月、小麦輸出税を導入した。

国内流通量の確保に向けては、今農業年度の終了する6月30日まで、小麦、トウモロコシ、大麦の輸出量を最大1,750万トンに制限する措置も実施している。

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フォードがルーマニア工場を一時停止、半導体不足を受け

米自動車大手フォードがルーマニア南部のクラヨバ工場の操業を今月26日から停止する。

ルーマニアでは仏ルノー子会社のダチアも1日から中南部のミオベニ工場で操業を断続的に停止している。

このため、自動車市場が秋ごろから回復し再び需要が活発化しているものの、生産が追いつかない状況だ。

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現代グループ、ウクライナへの生産技術移転を検討

韓国・現代グループのチョエ・ウンス(Choi Eun Soo)貨物エネルギー事業副部長は22日、ウクライナ・インフラフォーラムで、ウクライナ現地生産を検討していることを明らかにした。

ウクライナは鉄道網の大半で旧ソ連の軌間1,520mmが採用されている。

欧州との運輸の便を改善するために標準軌(1,435mm)への対応を進め、2024年末までに欧州鉄道網と統合することを目指している。

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ロシア、第3の国内開発ワクチンを承認

ロシアのミシュスチン首相は20日、国内で開発された3番目の新型コロナワクチン「コヴィワク(CoviVac)」を承認したと発表した。

今後、第3相臨床試験が実施されるが、すでに来月の段階で国内予防接種キャンペーンの一環として12万回分が投与される。

ゴリコヴァ副首相は20日、上半期のワクチン生産数が8,800万回分(うち8,300万回分がスプートニクV)に達する見通しを示した。

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蓄電池のノースボルト、ポーランド生産を強化

リチウムイオン電池メーカーのノースボルト(スウェーデン)は19日、ポーランドに欧州最大級の蓄電システム工場を建設すると発表した。

新工場は、ノースボルトが米電気自動車(EV)大手テスラのサプライヤーであるベイ・ソリューションズと共同運営するグダニスク工場内に設置する。

スウェーデンのシェルレフテオ工場から電池セルを調達し、バッテリーモジュール及びシステムを製造する。

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