BASFがミャンマーに初の工場を開設
化学大手の独BASFは15日、ミャンマーにコンクリート添加剤工場を開設すると発表した。BASFが同国に生産拠点を設けるのは初めて。民主化を受けて現地の建設需要が急速に高まっていることから、工場進出を決めた。当局の承認を得 […]
化学大手の独BASFは15日、ミャンマーにコンクリート添加剤工場を開設すると発表した。BASFが同国に生産拠点を設けるのは初めて。民主化を受けて現地の建設需要が急速に高まっていることから、工場進出を決めた。当局の承認を得 […]
電気自動車(EV)向け充電インフラの利便性向上に取り組む独大手6社の合弁会社ハブジェクト(Hubject)は15日、自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が来年1月に資本参加すると発表した。VWはEVモデルの大幅拡充を計
ドイツ政府は燃料電池車の中核部品であるセルスタックを自動車業界と共同開発する計画だ。車載燃料電池のバリューチェーンを国内でカバーできるようにする狙いで、アレクサンダー・ドブリント交通相は「自動車大国であるドイツはここ(車
RWEの再生可能エネルギー子会社イノジーは14日、Eモビリティ関連の事業を統括する新部門を1月1日付で立ち上げると発表した。電気自動車(EV)の普及拡大をにらんだ措置。充電インフラ向けソリューションの分野で欧州・米国市場
電機大手の独シーメンスは14日、医療機器部門ヘルシニアーズが米マサチューセッツ州ウォルポールの生産拠点に今後4年で3億ドルを投資すると発表した。世界最大の医療市場である同国でのプレゼンスを強化する狙い。次世代検査システム
製薬・医療機器大手の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がスイスのバイオ医薬品大手、アクテリオン・ファーマシューティカルズの買収に向けた交渉を打ち切ったことが、両社のプレスリリースで明らかになった。アクテリ
独照明大手オスラムの買収を中国企業が断念したもようだ。消息筋の情報としてロイター通信などが報じたもので、中国資本による欧米ハイテク企業の買収に対する風当たりが強まっていることが背景にあるとみられる。 中国資本がオスラム買
ドイツ連邦統計局が13日発表した11月の卸売物価指数は前年同月比0.8%増となり、上げ幅は前月の0.5%から拡大した。同物価の上昇は2カ月連続。鉱石・金属が6.3%上昇し、最大の押し上げ要因となった。また、スクラップ・リ
保険大手アリアンツの独法人アリアンツ・ドイチュラントは13日、伊銀ウニクレディトの独子会社ヒポフェライン銀行(HVB)と販売提携を締結したと発表した。提携先銀行を活用して自社の保険商品・サービスを販売する戦略に基づく措置
アステラス製薬は12日、欧州、中東、アフリカにおける局所パッチ剤「キューテンザ」の商業化に関する独占的な権利を独同業グリューネンタールに譲渡する契約を締結したと発表した。取引金額は非公開。2018年の譲渡手続き完了を見込
スイスの特殊化学大手ロンザが医薬品用カプセル大手の米カプスゲルを投資会社KKRから買収する方向で交渉している。ロイター通信が報じ同社が追認したもので、交渉はすでに最終段階に達している。取引が成立した場合、買収金額は50億
電機大手の蘭フィリップスは12日、米国に本社を置く照明子会社ルミレッズを米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントに売却することで合意したと発表した。フィリップスは経営資源を収益力の高い医療機器とライフスタイル家電分野に
製薬大手の独メルツが米国の皮膚病治療薬事業を現地競合のセベラに売却した。メルツの確認を得た情報として『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。取引金額は明らかにされていない。同社は主力製品であるアルツハイマー治療薬「
特殊化学大手の独エボニックが米JMフーバーからシリカ事業を買収する見通しだ。ロイター通信が9日、報じたもので、広報担当者は監査役会の買収承認をまだ得ていないとしながらも、交渉を行った事実を認めた。 同通信によると、買収金
シリコンウエハー製造の中NSIG(ナショナル・シリコン・インダストリー・グループ)が独ワッカー・ケミーのシリコンウエハー子会社シルトロニックを買収することを断念した。NSIGの国外投資プロジェクト担当者が9日、dpa通信
ドイツ連邦統計局が9日発表した10月の輸出高は前年同月比4.1%減の1,015億ユーロ(暫定値)となり、3カ月ぶりに落ち込んだ。すべての地域向けて減少。ユーロ圏は4.1%減の374億ユーロ、欧州連合(EU)のユーロ非加盟
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは8日、同社の2016年サプライヤー賞を計7社に授与したと発表した。日本企業では村田製作所とTDKの2社が受賞。授賞式はポーランドのカトヴィツェで6日に行われた。 ZFサプラ
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが強力なサイバー攻撃に遭い、社内データが一部流出する被害を受けていたことが分かった。経済誌『マネージャー・マガチン』が報じ、同社が追認したもので、犯人は国家的な支援を受けている可能性が
半導体製造装置の有力メーカーである独アイクストロンは8日、中国の投資会社・福建芯片投資基金(FGC)が同社を買収する計画が破棄されたと発表した。同社の米国事業をFGCが取得することに米国のオバマ大統領が拒否権を発動したた
工業ガス大手の独リンデは7日の監査役会で、米同業プラクスエアとの合併交渉を再開することを決定した。両社は合併交渉を9月に打ち切ったものの、プラクスエアが交渉再開を打診したため、リンデは受け入れの是非を検討していた。対等合
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.3%増(暫定値)となり、2カ月ぶりに好転した。建設業が1.7%伸びて全体をけん引。製造業も0
フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディは7日、道路の信号情報を運転手に送信するサービスを米国で開始すると発表した。自動運転の実現に向けた取り組みで、カーエレクトロニクス分野のプレ開発責任者は「わが社の車両は初め
ブレーキ大手の独クノールブレムゼは7日、前日に終了したスウェーデン競合ハルデックスに対する株式公開買い付け(TOB)で株式71.2%を確保したと発表した。すでに保有している14.9%と合わせると86.1%に達し、TOBの
独自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンのシュテファン・ゾンマー社長は6日、シュツットガルト経済記者クラブで講演し、電気自動車(EV)の普及が進むと自動車業界の雇用規模は大幅に縮小するとの見方を示した。EVはエンジン
2011年3月の福島原発事故を受けてドイツが原子力発電の全廃時期を前倒ししたのは基本法(憲法)で保障された所有権の侵害に当たるとしてエーオンなど電力大手3社が提訴していた係争で最高裁の連邦憲法裁判所(BVerfG)は6日
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した10月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比4.9%増となり、2014年7月以来の大きな伸びを記録した。大型受注の割合は例年を
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は5日、アプリを用いたモビリティサービス子会社モイア(Moia)を立ち上げると発表した。自動車の所有に関心を持たない消費者が若年層を中心に増えるとともに、個々人のニーズに見合った「
自動車大手の独BMWが本社所在地のミュンヘンで来年、自動運転車の市街地走行テストを開始する。同社は半導体大手の米インテル、運転支援システム開発のイスラエル企業モバイルアイの協力を受けて完全自動運転車を2021年までに量産
オーストリアで4日に実施された大統領選挙の決選投票(再選挙)で、親欧州連合(EU)派のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン候補(緑の党)が右派ポピュリスト政党・自由党(FPOE)のノルベルト・ホーファー候補に勝利した。欧
独自動車工業会(VDA)は2日、ドイツの乗用車新車登録台数が今年は前年比5%増の約340万台となり、2010年代の最高を記録するとの見通しを明らかにした。増加は3年連続。堅調な経済と雇用の安定、所得の拡大が追い風となって
ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相と欧州連合(EU)欧州委員会のヴィオレタ・ブルツ委員(運輸担当)は1日、ブリュッセルで共同記者会見を開催し、同国政府が乗用車を対象に導入予定の高速道路走行料金をめぐる争いで両機関の
コンテナ海運世界最大手のマースク・ライン(デンマーク)は1日、同業ハンブルク・シュドを独複合企業エトカー・グループから譲り受けることで基本合意したと発表した。海運業界では過剰な輸送能力と運賃下落を受けて構造不況が続いてお
ゲーム内で使用されるアイテムである「インゲームアイテム」の取引市場をドイツ取引所と独フィンテックのナガ(NAGA)が共同で開設する。インゲームアイテムを安心して交換・売買できる世界初の市場となる。 合弁会社スイテックス(
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の10月の新規受注高は実質10%減と大きく落ち込んだ。国外が15%減少して足を強く引っ張った。ユーロ圏(ドイツを除く)とユーロ圏外でともに大型受注が少なかったことが響いた
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは11月30日、スウェーデンの商用車ブレーキメーカー、ハルデックスを対象に独競合クノールブレムゼが実施している株式公開買い付け(TOB)に応じ、保有株をすべて売却すると発表し
ドイツテレコムの多くの顧客が27日以降、電話やインターネットを利用できなくなったのは、ルーターなどのネット接続機器を乗っ取って遠隔操作するためのソフト(マルウェア)を用いた攻撃が原因だったことが分かった。誰が何の目的で犯
武田薬品工業は30日、独ジンゲンの生産拠点にデング熱ワクチンの製造設備を新設すると発表した。同社が開発中の「4価弱毒生デング熱ワクチン(TAK-003)」で治験の最終段階に当たる臨床第3相試験が始まったことから、販売承認
ドイツ連邦雇用庁(BA)が30日発表した11月の失業者数は前月を8,000人下回る253万2,000人となり、1991年6月以降の最低を更新した。求人需要が堅調なことが背景にあり、季節要因を加味した実質でも5,000人減
工業ガス大手の独リンデは29日、米同業プラクスエアから合併提案を受けたことを明らかにした。メディア報道を追認したもので、対等合併を打診されている。両社は8月に合併交渉をしている事実を明らかにしたものの、9月になって打ち切
自動車大手の独BMW、ダイムラー、フォルクスワーゲン(VW)および米フォードは29日、超急速充電スタンドを欧州の幹線沿いに設置するために合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。短時間で充電できる環境を整えることで
ドイツ連邦統計局が29日発表した11月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.8%増となり、インフレ率(物価変動率)は前月と同じ水準にとどまった。食料品が前月の横ばいから1.2%増へと大きく上昇したものの、エネルギーの
ドイツ連邦統計局が29日発表した10月の輸入物価指数は前年同月を0.6%下回ったものの、下落幅は6カ月連続で縮小した。エネルギー価格の下落率が狭まっていることが大きく、直近のピークである4月(6.6%)に比べると輸入物価
スイスの機械大手ズルツァーは28日、仏モレ・インダストリーズからポンプ子会社アンシヴァル・モレ(Ensival Moret=EM)を買収する方向で独占交渉を開始したと発表した。軸流ポンプなどこれまで手掛けてこなかった分野
自動車大手の独BMWは28日、ハイテク分野のベンチャー企業を対象とする同社の投資ファンド「BMW i ベンチャー」を拡大すると発表した。自動車業界の今後の競争でカギとなる技術分野で主導的な立場を確保することが狙い。BMW
製薬・化学大手の独メルクが事業拠点を削減する計画だ。米試薬大手シグマ・アルドリッチの買収に伴う措置で、少なくとも5拠点を閉鎖する。メルクへの取材などをもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が28日付で報じた。 メルク
ドイツテレコムの多くの顧客が電話やインターネットを利用できない問題が27日に発生した。トラブルは全国的で起きており、現在も解消されていない。同社は顧客が利用するルーターにサイバー攻撃が仕掛けられた可能性が高いとみて、調査
Ifo経済研究所が24日発表した11月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月と同じ110.4にとどまった。事業の現状判断を示す指数は0.5ポイント増の115.6へと上昇したものの、今後6カ月の見通しを示す期待
市場調査大手のGfKが24日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値は9.8となり、11月の確定値(9.7)を0.1ポイント上回った。同指数の改善は4カ月ぶり。12月はクリスマス商戦の山場に当たることから、小売事
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが24日発表した2016年9月通期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は14億6,900万ユーロとなり、前期比で12%減少した。コストを大幅に削減したものの、鉄鋼価格の低迷が直撃。株主
半導体大手の独インフィニオンは23日の決算発表で売上高営業利益率(特別要因を除く)の目標値を引き上げた。生産性の向上と米同業インターナショナル・レクティファイアー(IR)買収の効果が出ているうえ、米ドル高の追い風も吹いて