独経済加速、第1四半期成長率0.7%に上昇
ドイツ連邦統計局が13日発表した1-3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.7%増となり、8四半期(2年)来の大きな伸びを記録した。内需が堅調で外需の不振を相殺 […]
ドイツ連邦統計局が13日発表した1-3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.7%増となり、8四半期(2年)来の大きな伸びを記録した。内需が堅調で外需の不振を相殺 […]
ドイツ連邦統計局が12日発表した4月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比2.7%減の102.8に低下し、2010年1月以来の大幅下落となった。石炭・石油製品が16.7%減となり、これまでに引き続き足を強く引っ
独化学工業会(VCI)は12日、独業界(製薬を含む)の2016年売上高見通しを引き下げた。下方修正は3月に続き2度目。独・欧州の景気が業界企業の想定を下回っているうえ、米国、中国、ロシア、ブラジルなど主要市場向けの輸出も
ハンブルク港運営会社HHLAは12日の決算発表で、2016年1-3月期(第1四半期)のコンテナ取扱量が前期比5.1%増の161万2,000TEU(20フィートコンテナ換算)に拡大し、これまでの減少に歯止めがかかったと発表
特殊機械製造の独マンツが12日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比19.5%増の6,450万ユーロと大幅に拡大した。電池製造装置部門が69.1%増の2,790万ユーロと特に好調で全体が強く押
ドイツ政府は11日の閣議で、連邦道路料金法改正案を了承した。これまで高速国道(アウトバーン)と一部の一般国道に限られていたトラック走行料金(Lkwマウト)の課金対象をすべての国道に拡大。道路財源を増やし老朽化した国道の修
ドイツ連邦統計局が11日発表した3月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。国内が1.3減、ユーロ圏(ドイツを除く)が0.5%減、ユーロ圏外が1.
保険大手の独アリアンツが11日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は前年同期比3.5%減の27億5,600万ユーロに後退した。生命・医療保険と資産管理部門が足かせとなった格好で、損害保険部門は12.0
保険大手の独アリアンツは10日、台湾子会社の安聯人寿保険(Allianz Taiwan Life Insurance)が保有する生保契約およそ8万件を台湾人寿保険(Taiwan Life Insurance)に売却するこ
ドイツ連邦統計局が10日発表した3月の輸出高(暫定値)は前年同月比0.5%減の1,070億ユーロに縮小した。世界経済の低迷のほか、イースター休暇が響いた格好で、営業日数と季節要因を加味した前月比では1.9%増加した。 3
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは10日の決算発表で、2016年9月通期の営業利益(EBIT、調整済み)予測を引き下げた。鉄鋼価格の大幅下落を受けた措置で、従来予測の「16億〜19億ユーロ」から「14億ユーロ以上」へ
再保険世界最大手の独ミュンヘン再保険は10日の決算発表で、2016年12月期の純利益を従来予想の「23億〜28億ユーロ」から「23億ユーロ」へと引き下げた。年初に株式市場が急落するなど資金運用環境が悪化したほか、業績不振
武蔵精密工業は9日、自動車部品製造の独ハイ・グループを米投資会社ゴアズ・グループから完全買収することで合意したと発表した。製品の幅を広げるとともに、これまで手薄だった欧州事業を強化。グローバルな事業体制を構築する。 ハイ
機械大手の独フォイトは9日、産業サービス事業を独投資会社トリトンに売却することで合意したと発表した。インダストリー4.0の時代に見合った事業体制を整える戦略の一環。他の事業と事業モデルが異なることもあり、昨年2月の時点で
自動車部品・産業機器大手の独ボッシュは9日、イランの首都テヘランに事業拠点を開設すると発表した。欧米の対イラン制裁解除を受けて同国経済の急速な拡大が見込まれることから、同市場に再参入する。すべての事業分野で進出。年末まで
石油メジャーの仏トタルは9日、電池製造の仏サフトを買収することで合意したと発表した。トタルは再生可能エネルギー事業を強化しており、その普及拡大に欠かせない蓄電池事業を強化する考えだ。 株式公開買い付け(TOB)を実施して
ドイツ連邦経済省が9日発表した3月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.9%増となり、9カ月来の大きな伸びを記録した。増加は2カ月ぶり。ユーロ圏外からの受注が6.2%増えて全体を強く押し上
国有企業ドイツ鉄道(DB)は5日の臨時監査役会で、バス・鉄道子会社アライバと物流子会社シェンカーの新規株式公開(IPO)に向けた計画作成を取締役会に委任することを決定した。同社では財務の悪化が懸念されており、IPOで得た
化学大手の独エボニックは6日、米同業エアー・プロダクツの特殊添加剤事業を38億ドル(約35億ユーロ)で買収すると発表した。飼料事業への依存度を引き下げるとともに、製品の幅と事業地域を拡充し、安定的に利益を確保できる体制を
自動車大手のダイムラーは4日、ポーランドに乗用車用エンジン工場を建設する計画だと発表した。グローバル成長戦略の一環。東欧での生産能力を拡大することでパワートレイン(エンジン、クラッチ、変速機などの動力伝達装置)生産ネット
スポーツ用品大手の独アディダスは4日、ゴルフ事業の部分売却方針を明らかにした。同事業は業績不振で改善のめども立たないためで、買収に関心を示す投資家との交渉に入る。今後はゴルフ分野の経営資源を「アディダス・ゴルフ」ブランド
電機大手の独シーメンスが4日発表した2016年1-3月期(第2四半期)決算の産業部門の営業利益は21億1,500万ユーロとなり、前年同期比で28%増加した。コスト削減が奏功。火力発電設備などを手がけるパワー&ガス部門や風
特殊化学大手の独エボニックが4日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前年同期比13%減の5億6,500万ユーロと大きく落ち込んだ。主力製品である飼料添加剤の価格下落が響いた
化学大手の独バイヤスドルフは4日、接着剤部門テサの業績見通しを引き下げた。アジアで電気製品向けの需要が低迷しているためで、2016年12月期の売上高を従来の「2〜4%増」から「微増」に下方修正。売上高営業利益率(EBIT
独大手銀のコメルツ銀行が3日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は前年同期比59.3%減の2億7,300万ユーロと大幅に落ち込んだ。金融市場の混乱と欧州中央銀行(ECB)の極端な金融緩和政策が響いた格
電機大手の蘭フィリップスは3日、照明部門の新規株式公開(IPO)方針を決定したと発表した。まずは最低25%をアムステルダム市場で売り出し、数年単位の時間をかけて同部門から資本を全面的に引き上げていく。同社は先月下旬、株式
航空大手の独ルフトハンザが3日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業損益(EBIT、調整済み)は5,300万ユーロの赤字となったものの、赤字幅は前年同期の1億6,700万ユーロから68.3%縮小した。燃料コ
半導体大手の独インフィニオンが3日発表した2016年1-3月期(第2四半期)決算の営業利益(調整済み)は前年同期比15%増の2億2,800万ユーロに拡大した。車載半導体と産業用パワー半導体部門が好調で、全体をけん引。売上
高級車大手の独BMWが3日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比2.5%減の24億5,700万ユーロに後退した。為替差損と販管費増加のほか、競争激化を受けて販売価格が押し下げられ
ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比8.4%増の31万5,921台と大きく伸びた。今年はイースター休暇が前年の4月から3月に早まっており、その反動で4月の伸び率が押し上げられた格好
高級車大手の独BMWは2日、電気自動車(EV)「i3」の新モデルを今夏に市場投入すると発表した。航続距離は現行モデル(190キロメートル)の約1.6倍の300キロに拡大しており、同社はこれをてこに需要を掘り起こしたい考え
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の3月の新規受注高は前年同月比で実質18%増と大きく伸びた。増加は2カ月連続。ユーロ圏外からの大型受注の急増で水準が押し上げられた格好で、VDMAは「景気の基調は依然とし
ドイツ連邦カルテル庁は2日、米半導体大手のラムリサーチとKLAテンコールの合併計画を無条件で承認すると発表した。両社は製品の種類が異なるほか、顧客の半導体メーカーは事業規模が極めて大きいことから、2社が合併しても市場競争
ドイツの市町村および連邦(国)を対象とする労使交渉で4月29日に合意が成立した。これにより、空港や地域の公共交通機関を対象とした公共職員のストライキが今後、行われる恐れはなくなった。 労使は2段階に分けて賃金を計4.75
化学大手の独BASFが29日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比29%減の142億800万ユーロと大幅に落ち込んだ。天然ガス販売・貯蔵事業の売却と石油価格の急落を受けて石油・天然ガス部門が8
ドイツ連邦統計局が28日発表した4月の消費者物価指数(CPI、速報値)は前年同月比0.1%増となり、インフレ率(物価変動率)は前月の同0.3%から低下した。物価の押し上げ効果があるイースター休暇が昨年の4月から今年は3月
独銀最大手のドイツ銀行が28日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の純損益は2億3,600万ユーロの黒字となり、3四半期ぶりに赤字から脱却した。これまで利益を強く押し下げてきた法務リスクの引当金が大幅に減少した
ドイツ政府は27日、電気自動車(EV)など環境対応車の購入者に補助金を支給する方針を明らかにした。これまでは同補助金に否定的な立場をとってきたが、環境対応車の普及が目標を大幅に下回っていることなどを受けて方針を転換した。
自動車部品大手の独ボッシュは27日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題に絡んで引当金を計上したことを明らかにした。VWは排ガスの不正制御に用いたソフトウエアをボッシュから調達していたことから、独シュツッ
ドイツ連邦統計局が27日発表した3月の輸入物価指数は前年同月を5.9%下回り、09年10月以来の大きな下落幅となった。エネルギーが29.8%下がったことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベースでは下げ幅が2.7%
化学大手の独BASFは26日、モスクワの南40キロのポドリスク工場に新しい生産ラインを敷設すると発表した。コンクリート用補修・防水材「マスターシール」を生産。ロシアの顧客ニーズに柔軟に対応できる体制を整える。同社の建設化
製薬・化学大手の独バイエルが26日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA、特別項目を除く)は前年同期比15.7%増の34億400万ユーロと大きく拡大した。全ての事業部門で増益を確保。特に医
自動車大手の独ダイムラーは小型電動トラックを数年以内に本格市場投入する考えだ。子会社三菱ふそうのマーク・リストセーヤ社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、同子会社が重要な役割を果たすと強調した。
デンソーは25日、画像認識技術を開発する新会社デンソーADASエンジニアリングサービスをドイツ南部のリンダウに設立すると発表した。安全分野の技術開発を強化する考え。同子会社の設立に伴い、スペイン企業フィコサ・インターナシ
Ifo経済研究所が25日発表した4月のドイツ企業景況感指数は106.6となり、前月(106.7)をわずかに0.1ポイント下回った。同指数の悪化は2カ月ぶり。事業の現状判断を示す指数が前月の113.8から113.2へと0.
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が22日発表した2015年12月期決算の営業損益は40億6,900万ユーロの赤字となり、前期の黒字(126億9,700万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字額は過去最大。ディーゼル車排
独海運最大手のハパックロイドは21日、中東系同業のユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)とコンテナ事業統合の可能性も含めて提携交渉を進めていると発表した。ハパックロイドは2014年12月にコンテナ事業を
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は21日、同社製ディーゼル車の排ガスを不正操作していた問題への善後策について米司法省などの当局および集団訴訟の代理人と暫定合意したと発表した。これにより同問題で発生するコストが一部
IT大手の米アップルが極秘開発中とされる電気自動車(EV)「iカー」の実現に向けてボッシュやコンチネンタルといったドイツの有力サプライヤーに協力を要請しているとの観測が浮上している。経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が
高級車大手の独BMWが電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)開発の中核的な社員4人を中国企業に引き抜かれたことが分かった。現地メディアなどが報じたもので、中国のインターネット大手テンセントと台湾の鴻海(ホンハイ)が新