ティッセンが鉱山機械事業をFLスミスに売却
独複合企業ティッセンクルップは28日、鉱山機械事業をデンマークの機械大手FLスミスに売却することで合意したと発表した。組織再編の一環。同事業の価値を3億2,500万ユーロと評価して取引を行う。1年以内の売却手続き完了を見 […]
独複合企業ティッセンクルップは28日、鉱山機械事業をデンマークの機械大手FLスミスに売却することで合意したと発表した。組織再編の一環。同事業の価値を3億2,500万ユーロと評価して取引を行う。1年以内の売却手続き完了を見 […]
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは29日、2021年12月期の売上高営業利益率(EBITベース)見通しを引き上げた。6月中間期の業績が好調だったためで、予測レンジを従来の「5.5~7.0%」から「6.0~
独電機大手シーメンスと自動車部品大手コンチネンタルは29日、架線給電トラック用パンタグラフの開発・生産に向けて協業すると発表した。トラックメーカーが必要とする量を手ごろな価格で提供できるようにする考え。架線給電網が欧州の
ドイツ連邦雇用庁(BA)が29日発表した7月の失業者数は259万人となり、前月を2万4,000人下回った。夏休みが本格化し通常は雇用が減る7月に失業者が減少するのは15年ぶり。BAのデートレフ・シェーレ長官は、コロナ禍か
フランクフルトの金融街に建設中の高層ビル「T1」を保険大手のアリアンツがバイエルン州立年金公庫と共同で取得する。取引額は14億ユーロ。ドイツではビル1棟の売値が10億ユーロを超える案件がこれまでなく、断トツで過去最大とな
フォルクスワーゲン(VW)の親会社であるポルシェ・アオトモービル・ホールディングSEは28日、ロケットの建造と衛星打ち上げサービスを手がける独スタートアップ企業イザール・エアロスペースに出資すると発表した。イザール・エア
独銀最大手のドイツ銀行が28日発表した2021年4-6月期決算の純損益は6億9,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(7,700万ユーロ)から大幅に好転した。黒字計上は4四半期連続。組織再編の進展やコスト削減のほか
化学大手の独BASFは28日の暫定決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。6月中間期決算が好調だったうえ、世界経済の拡大が今後も続くと予想されるためで、売上高を従来予測の「680億~710億ユーロ」から「74
独西部のレバークーゼンにある化学工業団地で27日午前、巨大な爆発事故が起きた。これまでに1人が死亡し、16人が負傷したことが確認されている。行方不明は4人。 特殊ごみの焼却施設がある敷地内で9時40分頃に事故が起きた。入
半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)がドイツに半導体工場を建設する可能性が出てきた。劉徳音会長は26日の株主総会で、「ドイツを真剣に検討している」と明言した。同国の主要顧客と今後、工場について協議する
独バイオ医薬品企業ビオンテックは26日、マラリアワクチンの開発に着手すると発表した。マラリアに対しては現在、効果の高いワクチンが存在しないことから、優れた製品の開発に成功すればマラリア撲滅につながる可能性がある。世界保健
新型コロナウイルス用ワクチンの接種完了者をそれ以外の人よりも優遇すべきだとの考えを表明する政治家が増えてきた。接種率が集団免疫の獲得に必要な水準を大幅に下回っているうえ、感染第4波到来の可能性が高まってきたためだ。簡易テ
Ifo経済研究所が26日発表した7月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は100.8となり、前月を0.9ポイント下回った。同指数の低下は6カ月ぶり。Ifoのクレメンス・フュスト所長は「中間財の供給不足と新型コロナ
リチウムイオン電池セルの開発・製造を手がける独スタートアップ企業カスタムセルズは26日、投資会社ブイスクエアド・ベンチャー、468キャピタル、高級車大手ポルシェの3社が同社の新たな出資者になると発表した。3社から得る資金
ドイツ最大の賃貸住宅会社ヴォノヴィアと競合ドイチェ・ヴォーネンの合併計画が失敗した。ヴォノヴィアは26日、合併に向けて実施したドイチェ・ヴォーネンに対する友好的な株式公開買い付け(TOB)で目標に届かなかったことを明らか
ロシア産天然ガスをバルト海経由でドイツに直接、輸送する2本目のパイプライン「ノルドストリーム2」をめぐるドイツと米国の軋轢が解消された。米国政府は同パイプラインの建設を容認。ドイツは同パイプラインが稼働すると経済・安全保
エネルギー大手の独REW、英蘭シェル、蘭ガスニー、ノルウェーのエクイノールは23日、北海のドイツ海域でグリーン水素の生産・輸送プロジェクトを実施することで基本合意したと発表した。実現すればドイツ初の大規模洋上グリーン水素
ドイツ鉄道(DB)は23日、同国西部を襲った歴史的な洪水で鉄道インフラが受けた被害の総額が約13億ユーロに達するとの中間報告を発表した。すでに復旧作業を開始しているものの、完全復旧には長い時間がかかる見通しで、年内の修復
独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは22日、市場の動向によっては2030年までに内燃機関車の販売を停止し、電気自動車(EV)に特化する見通しを明らかにした。二酸化炭素(CO2)の排出規制強化を踏まえたもの。
ドイツ連邦陸運局(KBA)が22日発表した電動車の上半期の新車登録台数は31万2,507台となり、前年同期(9万3,980台)の3.3倍に拡大した。購入補助金が昨年7月以降、大幅に引き上げられたことが大きい。乗用車新車登
独バイオ医薬品企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーは21日、両社が共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの生産を南アフリカの企業に委託することを明らかにした。同ワクチンがアフリカ大陸で生産される初のケースとなる。南ア
ドイツ政府は21日の閣議で、大規模洪水の被災地に差し当たり2億ユーロの緊急支援を行うことを決定した。州も総額2億ユーロを拠出することから、支援額は計4億ユーロとなる。本格復旧のためには数十億ユーロ規模の支援を実施する意向
化学大手の独BASFは21日、電気自動車(EV)用電池の分野でフォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェと協業すると発表した。電池セルの正極材を供給するほか、電池残材のリサイクルを引き受ける。ポルシェの電池
ドイツ西部を襲った水害の影響は経済活動に大きな支障をもたらしている。工場や倉庫、商業施設が浸水被害を受けたうえ、道路、鉄道、電力、水道、通信インフラも各地で寸断されたためだ。 自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンで
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は20日、上半期にグループ全体で販売した電気自動車(EV)が計17万939台となり、前年同期比で165.2%増加したと発表した。新モデル攻勢のほか、EV需要が急増していることが大き
ドイツ連邦統計局が20日発表した6月の生産者物価指数は前年同月比8.5%増となり、第2次石油危機の渦中にあった1982年1月以来の大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は7カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全
独電気電子工業会(ZVEI)が20日発表した同国電機業界の5月の輸出高は前年同月比26.6%増の171億ユーロとなり、3カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。増加は4カ月連続。比較対象の昨年5月は輸出が20%以上、落ち込ん
ドイツのアンゲラ・メルケル首相は米国から帰国後の18日、大規模な洪水被害を受けたラインラント・ファルツ州アールヴァイラー郡を視察した。洪水と土砂崩れでライフラインや住宅が壊滅的な打撃を受けた現実を目の当たりにして、表現し
自動車部品大手の独ボッシュは19日、優秀な取引先を表彰する「ボッシュ・グローバル・サプライヤー・アワード」の選出企業46社を発表した。今年から持続可能性をテーマとする部門を新設。半導体の独インフィニオン、ソフトウエアの米
バイオ医薬品の有力企業である独ビオンテックは19日、米同業ギリアド傘下のカイトからTCR細胞療法の開発プラットホームと、メリーランド州ゲイザースバーグにある生産施設を譲り受けることで合意したと発表した。がん細胞療法のパイ
ドイツ連邦統計局が19日発表した製造業の5月末時点の受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を2.2%上回る130.8(暫定値)となり、統計開始(15年1月)後の最高を5カ月連続で
ドイツのアンゲラ・メルケル首相は15日、ホワイトハウスで米ジョー・バイデン大統領と会談した。訪米して同大統領と会談する欧州首脳はメルケル首相が初めて。トランプ前大統領時代に悪化した欧米関係の修復・再強化を最大の目的として
全国的に豪雨が続いた影響でドイツ西部のノルトライン・ヴェストファーレン、ラインラント・ファルツ州を中心に大きな洪水被害が出ている。16日夕方時点で100人以上の死亡が確認。行方不明者が多いことから、死者数はさらに増える見
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が16日発表した上半期のグループ新車販売台数は前年同期比27.9%増の497万8,200台と大幅に拡大した。比較対象の昨年上期はコロナ禍で需要が激減しており、その反動が大きい。 す
小型電気自動車(EV)製造の独ネクスト・イーゴー・モバイルは15日、ブルガリア北部のロヴェチに新工場を建設すると発表した。同社はギリシャとメキシコにも生産施設を設置する計画のため、工場数は現在の1カ所(独アーヘン)から4
感染力の特に高い新型コロナウイルスのデルタ株(インド株)の拡大が止まらない。ロベルト・コッホ研究所(RKI)の14日の発表によると、6月28日~7月4日の週(2021年第26週)のドイツの新規感染者に占める同株の割合は7
小売店でのマスク着用義務がドイツ東部のザクセン州で16日から原則的に廃止される。新型コロナウイルスの新規感染者数が極めて少ない水準で推移していることを受けた措置。消費者は16日からマスクを着けずに入店できるようになる。
シチズンマシナリーは15日、ドイツ東部にテクニカルセンターを開設したと発表した。重要販売地域と位置付ける欧州売上をピーク時の2018年に比べ2割拡大する計画の一環。ショールームを活用した加工技術支援などのビフォアサービス
自動車大手の独ダイムラーは15日、2021年4-6月期の営業損益(EBIT)が前年同期の赤字(16億8,200万ユーロ)から51億8,500万ユーロの黒字(暫定値)へと好転したことを明らかにした。市場の事前予想(41億1
ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは15日、西南ドイツのヴェルト工場で電動車両を生産することで従業員代表と合意したと発表した。まずは10月に、配達用電気トラック「eアクトロス」の量産を開始。24年には比較的距離
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは14日、2021年9月通期の売上高営業利益率(調整済みのEBITAベース)で3~5%を達成するとした予測を取り下げた。再生可能エネルギー製品子会社シーメンス・ガメサの業績不振を
ドイツ政府は14日の閣議で、持ち運び型の空気清浄機を購入する学校と保育施設に補助金を交付することを決議した。秋以降は気温の低下で換気をしにくくなり、新型コロナウイルスの校内・園内感染が懸念されることから、支援に踏み切る。
ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相は13日、同国の2030年の電力需要見通しを引き上げた。二酸化炭素(CO2)の排出削減目標を引き上げたことを受けたもので、従来を15%上回る645~665テラワット時(TWh)へと上
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は13日、スペインに車載電池工場を設置する方向で準備を進めていることを明らかにした。同国で生産予定の電動車向けに供給する考え。計画が正式決定すると、VWが欧州に設置する3カ所目の電
化学大手の独BASFは13日、水耕栽培を手がけるインドのスタートアップ企業アーバン・キサーンに出資すると発表した。IT活用型農業(アグテック)関連の事業をアジアで強化する狙い。出資額や出資比率は公表しないことで合意した。
食料品の配達サービスを手がける独ハロー・フレッシュは13日、豪同業ユーフーズ(Youfoodz)を買収することで合意したと発表した。調理済み食品配達事業を強化する狙い。株主総会などの承認を経て買収手続きが10月に完了する
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は13日、中国電池大手の国軒高科との協業を進化させると発表した。独北部のザルツギターにあるVW工場内に車載電池セルの生産施設を共同建設するほか、VWグループの量産車向け「統一セル(
自動車部品・ゴム製品大手の独コンチネンタルは12日、予知保全分野のスタートアップ企業であるイスラエルのフィーリット(Feelit)にマイノリティ出資したと発表した。フィーリットの技術を自社製品に統合し、IoT分野の競争力
中国企業ファラシス・エナジーがドイツに車載電池工場を建設する計画が、少なくとも先送りされることが明らかになった。江蘇省鎮江のメイン工場立ち上げに当面、注力することを決めたためだ。欧州生産拠点の設置計画見直しも進めることか
勤務を少なくとも部分的に自宅で行う被用者の割合は6月に28.4%となり、前月の31.0%から低下したことが、Ifo経済研究所の調査で分かった。6月は可能な限り在宅勤務を行うことを企業と被用者に義務付けるルールがそれまでに