ZDK<欧州自動車短信>

独自動車販売・修理事業者団体ZDKが26日発表した新型コロナウイルスの影響に関する緊急アンケート調査によると、自動車販売・修理事業者うち時短手当を当局に申請した企業は全体の約70%に上ることが分かった。

それによると、申請した企業のうち90%は販売部門、74%は顧客向けのサービス部門や修理工場の従業員を対象に手当を支給するという(複数回答可)。

今回の調査結果をうけてZDKのユルゲン・カルピンスキー会長は、「新型コロナの影響で、自動車関連の中小企業の資金繰りが困難になっている。操業短縮で目減りした賃金の80~87%(通常は60~67%)を連邦雇用庁(BA)が肩代わりし補償するべきである」と要求した。