2013/8/26

競争法

中・仏投資会社のクラブメッド買収を承認

この記事の要約

欧州委員会は21日、中国とフランスの投資会社が仏リゾート施設運営会社クラブ・メディテラネ(クラブ・メッド)を買収する計画を承認したと発表した。審査の結果、旅行市場における競争上の問題はないと判断した。\ クラブ・メッドの […]

欧州委員会は21日、中国とフランスの投資会社が仏リゾート施設運営会社クラブ・メディテラネ(クラブ・メッド)を買収する計画を承認したと発表した。審査の結果、旅行市場における競争上の問題はないと判断した。

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クラブ・メッドの大株主である仏投資会社アクサ・プライベート・エクイティ(持ち株比率9.4%)と中国の復星国際(同9.96%)は5月、株式公開買い付け(TOB)を通じて残り株を1株当たり17ユーロで取得することを提案。6月に買収価格を同17.5ユーロに引き上げ、クラブ・メッド取締役会の同意を取り付けていた。

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アクサ・プライベートと復星国際は買収後に合弁会社を設立し、クラブ・メッドを運営する予定。合弁会社の出資比率はアクサ・プライベートと復星国際が各46%、クラブ・メッド経営陣が8%となる。

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