CIS

中国とキルギス、大規模物流拠点建設計画が中止に

キルギス共和国政府は2月24日、中国とキルギス共和国の合弁会社がキルギス中部のナルン州で計画していた大規模物流センターの建設を中止すると正式発表した。

投資元は香港の一帶一路貿易とキルギス企業の合弁会社で、ナルン経済自由地区から200ヘクタールの敷地を49年借り受け、昨年12月に着工した。

投資元が計画撤回を発表した2月17日には少なくとも700~800人がデモに参加した。

ユーラシア経済連合、インドとFTA交渉

ロシアが主導するユーラシア経済連合(EEU)がインドとの間で、自由貿易協定(FTA)交渉を進めている。

同外相はFTAが締結されれば、投資保護にも貢献するとみている。

EEUはこれまでにベトナム、シンガポール、セルビアとFTAを締結した。

EUの中央アジア環境プロジェクト、第3段階スタート

欧州連合(EU)はこのほど、水・環境・気象変動に関する中央アジア諸国との連携プロジェクト(WECOOP)の第3段階に着手した。

WECOOPは環境・水資源分野での共通プラットフォームや環境・気象変動の作業グループ(WGECC)を支援する。

共通プラットフォームの優先課題は、2009年にローマで開催された第3回EU中央アジア高官会議で合意された後、13、15年に再確認された。

Alstom:仏アルストム、アゼルバイジャンとカザフで鉄道関連事業を受注

仏鉄道車両・設備大手アルストムは先ごろ、アゼルバイジャンとカザフスタンの鉄道関連事業を相次いで受注した。

受注したのは、アゼルバイジャンの国営鉄道会社ADYの車両の保守サービスとカザフスタン国有鉄道KTZの保安装置の更新事業。

ADYと契約したのは、アゼルバイジャン、ジョージア、ウズベキスタン及びトルクメニスタンを統括するアルストム子会社。

ベラルーシ、ウズベキスタンと製造業分野の提携に意欲

ベラルーシがウズベキスタンとの製造業分野での提携を希望している。18日に開かれた両国政府間委員会でドヴォルニク副首相は、自動車・機械生産における大型プロジェクトを共同で実施することを提案した。一方、ベラルーシの関心がある

中央アジア諸国の水産業に回復の兆し

国連の食糧農業機関(FAO)は先ごろキルギスタンのビシュケクで開催された会合で、中央アジアとコーカサス諸国の漁業が回復しつつあると報告した。1990年代に大幅な漁獲量の低下を経験した両地域の内陸漁業だが、依然として漁獲量

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