独自動車大手ダイムラーのルーマニア部品子会社、スター・トランスミッションおよびスター・アセンブリの2016年の売上高は約4億1,000万ユーロだった。3月30日付の現地紙『アルゲマイネ・ドイチェ・ツァイトゥング』が報じた。同年の両社工場への投資額は約1億5,000万ユーロに上る。
ダイムラーは2001年、国内中部のクジルに現地企業との合弁でスター・トランスミッションを設立した。今後はガソリンエンジン用高圧管の生産能力拡大のため同工場を拡張し、従業員を約100人増員する予定だ。
一方、中部セベシュのスター・アセンブリは5、7、9速ATの組立拠点で、16年にはメルセデス・ベンツのモデル向けに9速ATの生産を開始した。今年は最新の製造ラインが完成し、約150人を新たに雇用する。